ドキュメンタリー映画【MMRワクチン告発】が日本で公開予定でしたが、日本の配給元であるユナイテッドピープル株式会社が公開中止を発表しました。
【MMRワクチン告発】の監督は、元医師であるアンドリュー・ウェイクフィールドさんです。
映画の内容は、「米国疾病対策センターがMMRワクチンと自閉症の関連性を示すデータを隠蔽している」という内部告発を受けた生物学者に協力し、調査を行っていくという内容でした…
日本の配給元のユナイテッドピープル株式会社は、劇場公開のジャパンプレミアムを11月12日「一度限りの上映会」と変更して上映されるそうです。
この上映会の参加方法や会場の場所や時間などについて詳しい情報をお伝えしたいと思います!
映画【MMRワクチン告発】公開の中止理由は?
映画『MMRワクチン告発』公開中止のお知らせ
劇場公開中止の発表をさせていただきます。本作の公開を楽しみにされていた皆様、プレス関係者の皆様並びに劇場関係者の皆様には急な公開中止となりご迷惑をおかけして誠に申し訳ございません。公開中止理由はこちらをご覧くださいhttps://t.co/DrSjmItgXN— MMRワクチン告発 劇場公開中止のお知らせ (@vaxxedj) 2018年11月7日
【MMRワクチン告白】の内容が、MMRワクチンと自閉症の発症を関連づける内容で批判されていたそうです。
監督である元医師のアンドリュー・ウェイクフィールドさんは過去に「子どもへのMMRワクチンの予防接種が自閉症の症状を引き起こす」という論文を発表しました。
論文の内容が、利益相反行為、患者のデータや病歴が大幅に書き換えられたり、捏造された疑惑が発覚して、医師免許を取り消されています。
今回の日本での上映にも、「日本でも自閉症と診断される人の数も右肩上がりに増加している様子のグラフが紹介されるシーン」があるということで、医療関係者などから批判が集中していました。
日本の配給元であるユナイテッドピープル株式会社は、映画内の写真の利用についてのトラブルをきっかけに、ウェイクフィールド氏の主張に矛盾が生じて、「本作の劇場公開は適切ではないと判断し、劇場公開を取りやめる決断」をしました。
ユナイテッドピープル株式会社は「医療の専門家でない立場で、難しい分野の映画を取り扱うにあたり、それなりのリサーチはしておりましたが、足りませんでした」とコメントしています。
【MMRワクチン告発】11/12上映会への参加方法は?
11月17日から劇場公開は中止となりましたが、公開中止理由を説明を兼ねて11月12日に「一度限りの上映会」ということで上映されます。
予定していたジャパンプレミア特別上映会では、プロデューサーで以前医療トークショー「ザ・ドクターズ」のプロデューサーだったデル・ビッグツリーさんが登壇する予定だったそうです。
しかし、今回の公開中止で来日されない可能性があるとのことです…
11月12日の上映会へ参加するには、事前にチケットの購入が必要です!
当日の参加はできません。
チケット料金:1,800円
【上映会のタイムスケジュール】
18:30 | 開場 |
---|---|
19:00~19:05 | 劇場公開中止の理由のご説明 |
19:05~20:35 | 映画『MMRワクチン告発』上映 |
20:35~21:05 | 講演 デル・ビッグツリー(予定) |
21:00~21:30 | 質問等 |
21:30 | 終了 |
【MMRワクチン告発】11/12上映会の会場の場所や時間!
日時:11月12日(月)19時00分~21時30分
※開場は18時30分となっています。
場所:日比谷コンベンションホール
(千代田区日比谷公園1番4号 B1F )
【アクセス方法】
・東京メトロ 丸の内線・日比谷線「霞ヶ関駅」
B2出口より徒歩約3分
・都営地下鉄 三田線「内幸町駅」
A7出口より徒歩約3分
・東京メトロ 千代田線「霞ヶ関駅」
C4出口より徒歩約3分
・JR 新橋駅 日比谷口より 徒歩約10分 ※駐車場はありません。
【MMRワクチン告発】公開中止についての反応は
配給会社を応援している反ワクチン派から突き上げられないような理由を用意して公開中止、そして上映会後の講演でプロデューサーから「陰謀論」で観客拍手喝采までが筋書きっぽい感じ。 / “映画『MMRワクチン告発』公開中止のお知らせ |…” https://t.co/xvGLYVik82
— digits (@digits_sa) 2018年11月8日
映画「MMRワクチン告発」日本の配給会社が公開中止を発表(BuzzFeed Japan) – Yahoo!ニュース https://t.co/14m40mldvE @YahooNewsTopics こうしてまた真相が隠蔽されていく…だからワクチンやなんだよ…
— 井上ねこ (@t_coo_nico_m) 2018年11月8日
MMRワクチン告発の公開中止の判断について賞賛を贈るべきは、最初に「科学的に信頼できない」と判断し、上映を見送ったアップリンク社にだと思います。
この映画はドキュメンタリーではなくフィクションなのですから、今回の判断は当たり前のような気がします。
— MR(はしか風疹)ポリス (@hashikapolice) 2018年11月8日
日本でも成人男性の風疹が流行っていて、関心がある人も多いのではないかと思います。
映画ですが、ドキュメンタリーというこで予防接種と自閉症を関連づけるような映画の内容だと、予防接種をする人が減るかもしれませんよね…
まとめ
映画【MMRワクチン告発】の11月12日に行われる上映会の参加方法や会場場所・時間についてお伝えしました。
公開中止について、配給元がここまで経緯を明確に説明するのは珍しいですよね。
今回の公開中止で配給元は、赤字だったのではないかと思いますが、世間からの評価はよかったのではないでしょうか。
映画の内容も気になるところです!